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Girl Power Salon Report「女性に向けて:本当はとても大切なこと講座」

女性の体について学ぶ、「本当はとても大切なこと講座」を、8月24日夜、医療法人社団ウィミンズ・ウェルネス 対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座にて開催いたしました。
本セミナーを企画した碧木マリアよりレポートします。

講師にお迎えした院長の対馬ルリ子先生は、穏やかで情熱ある語り口調で、時にユーモアを交えながら、大切なお話をたくさんお伝えくださいました。
また、ご参加くださったたくさんのゲストの皆さまからも、「参加して本当に良かった」「知らなかったことばかりで目から鱗でした」「知ることの大切さを感じました」等ご感想をいただき、有意義な時間を共有出来ましたことに、心より感謝を申し上げます。

例えば、子宮周辺の模型を手に持つことは、絵だけではわからない、実物大というものを一瞬で理解させてくれる威力がありました。立体のその模型は、自分の体の中にあることを想像しやすく、自分の体を、より大事にしたいと思わせてくれました。

何より意義深いことは、女性の体を知ることは、ただ現状を把握することに留まらず、これからの私たちの生き方をどうしていくのかについてまで、投げかけるものであったことです。
寿命が50年程度だった時代と、寿命がまだまだ延びていくであろう今の時代との決定的な違いは、生涯の生理の回数だそうです。
かつては、日本の女性は10代のうちに結婚し、妊娠出産を繰り返していたので、生理の回数は生涯で40回程度で、かつ、閉経と同時に命を終えていました。まさに、命のバトンを渡すことが、生きることのほとんどの意味を成していたのです。しかし、人生100年に手が届きそうなこの時代は、閉経後の人生が長いわけです。家族形態や生き方の多様化とともに、子育て後の人生を本格的に楽しむ時代を、私たちは構築していく必要があるようです。また、生理の回数が10倍に増えたことで、実は体がダメージを受けるリスクが高まっているということも初めて知りました。
女性の体は、想像以上に、妊娠出産の大切さに特化して出来ていることは、少なからず衝撃的でした。
  
まだまだ男性主体の現代社会の中で、こんなにも変動の大きな女性ホルモンとともにある女性が、自立して生きる在り方について、想定外に、深く考えさせられる機会となりました。

日本は、女性の体については、女性自身も何を知らないのかさえも知らない、発展途上と言わざるを得ない現状もあぶり出されました。欧米では、妊娠出産の決定権は、当事者の女性にあることが約束されていて、卵子を凍結しておくことに制約もないので、最低限のストレスで、積極的に、バースコントロール、すなわち、自分の人生をコントロールすることが出来ているそうです。ひるがえって、日本は、自分の体のことでありながら、対処方法があることさえ知らず、問題があっても個々が我慢して抱え込み、何事も自分だけで選択決定出来ない社会システムになっています。 私たち日本女性は、遠慮しないで、もっと意思表示をした方が良さそうです。

対馬ルリ子先生も、女性が能力を発揮できないでいることを、もったいないとしきりに仰っておられました。今、小さな女の子たちが大人になる頃には、すべての女の子が、情報と決定権を手に入れていてほしいと思います。そのためには、その道を、私たち大人の女性が切り開いていく責任があるのだと思います。 そのパワーは、まさにガールパワーです。これからも、皆様とご一緒に、勉強し、その情報を共有し、行動に換えて現実を作っていけることを願いつつ、ご報告を終わらせていただきます。【碧木マリア】

ご協力:対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座
対馬ルリ子先生は、未病のうちにご相談してきちんと受け止めてくださるドクターだと感じます。
最後に、Girl Power代表理事 池内ひろ美より、セミナー収益金の寄付先インド少女の衛生教育と布パッド配布の説明を行い、セミナーを終了しました。
ご参加くださいました皆さまありがとうございました。

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