疎外され孤立した少女のための第三の居場所プロジェクト

「好き」でつながる少女たちの居場所

いじめや虐待で苦しんでいる、学校や家庭に馴染めずに不登校・引きこもりになっている、あるいは貧困家庭や児童養護施設で暮らしているなど、日本にもさまざまな悩みや課題、ビハインドを抱えて生きている疎外され孤立している子どもがたくさんいます。その中でも思春期の女の子は性被害・性犯罪に巻き込まれるという特有のリスクも抱えています。ガールパワーは、そのような少女たちが希望を持って未来を切り拓けるように支援活動を行なっています。

前述のように女の子たちが抱える悩み・課題は様々ですが、共通した傾向として言えることは、自己肯定感が低く、将来への希望を持ちにくいということです。思春期は不安定で不安を抱えやすい年頃ですが、それを乗り越え自立した大人へと成長するためには、自己肯定感を高めること、信頼できる仲間を得ることが重要だと考えています。したがってガールパワーもその視点から支援を行なっています。女の子たちが大好きなダンスを入口にした、ダンスのある居場所の提供です。

なぜダンスが居場所になるのか?

今の女の子たちはダンスが大好きです。高校生の部活人気一位はダンス部で、その部員の9割が女子であると言われています。ダンスを見ることも大好きです。人気のTikTokerの多くはダンス動画を上げている女の子ですし、若い女性の近年のK-POP人気の高まりもその高いダンス・パフォーマンスによるともいえます。小学生からダンス・スクールに通う女の子も増えています。

居場所には共通の価値観が必要です。ですから、より多くの女の子を支援するためには、より多くの女の子の共通の価値観を満たす場所が必要です。思春期の女の子にとっては、それがダンスであり、K-POPなのです。

ガールパワーでは女の子支援としてK-POPにフォーカスしたダンス・スクールを開催しています。twiceやbalckpinkなど人気のK_POPアイドルのダンスを本格的に学べるスクールです。希望する女の子にはボーカル・レッスンも提供します。将来はプロのダンサーやK-POPアイドルとして活躍したいという女の子には、プロとしての基本を学ぶためにステージ活動の機会も提供します。

ガールパワーがダンス・スクールを行う理由

現在、ほとんどの中学高校ではダンス部やダンス・サークルがあります。街中には多くのダンス・スクールがあります。ダンスを学び、練習する場はたくさんあるのに、ガールパワーがダンス・スクールを運営する理由、それは目的や特性が違うからです。

ダンス部は基本的にスクール・カースト上位の女の子がやる部活のイメージが強く、学校でいじめに遭っていたり、馴染めない子、自己肯定感が低い女の子は入部することに尻込みしがちです。街中のダンス・スクールはレッスン費が必要で貧困家庭や虐待を受けている子は通えません。また、ダンス部もダンス・スクールもダンスの実力を上げることが目的ですが、ガールパワーの場合は女の子が抱える課題を解決し、将来への希望を引き出すことが本来の目的で、ダンスはそのための手段として捉えています。視点が違うのです。ガールパワーのダンス・スクルはダンス部にも入れない、ダンス・スクールにも通えない、でもダンスが好き。そんな女の子が参加できる居場所なのです。

「自分には価値がない」と思い込んでる少女たちを輝かせる魔法の場所

いじめに遭っている、コミュニケーション能力が低くて友達がいない、部屋に引きこもっている、「消えたい、消えたい」とそればかり考えてリストカットを繰り返している、そんな女の子が、ある日、ステージの上で歌って踊って輝いている。それはドラマや映画の話だと思うかもしれませんが、現実にはアイドルの世界には、そんな過去を持つ女の子がたくさんいます。あの乃木坂46にも大勢いて、白石麻衣が中学生時代に壮絶ないじめに遭って苦しんでいたのは有名な話ですし、リストカットの跡が残るメンバーもいます。他のアイドル・グループにも、そんな女の子はたくさんいます。むしろ、珍しくない話とも言えます。つまり、ダンスにはどんな女の子でもステージで輝かせることができる魔法の力があるのです。

自分に自信が持てなかった女の子が、ステージに立つことで自信を持てるようになる。そうなれば、将来、どんな職業についても自信を持って人生を切り開いていけます。ガールパワーのダンス・スクールは単なるアイドルやダンサーの養成所ではないのです。

信頼できる仲間が見つかる場所こそが本当の居場所

思春期の子どもにとって、本当の居場所とは「信頼できる仲間が得られる場所」であると考えています。ダンスは一人でもできますが、ステージに立つのは基本的にチーム。大会でも発表会でも基本的にチームでパフォーマンスを行います。ダンス・パフォーマンスで最も重要なことはチームワークで、一人だけダンスがうまくてもチームとしてのパフォーマンスは上がりません。みんなで教え合い、一緒になって表現方法を考える、上達が遅い子がいればうまい子が教えてあげる。ステージを目指してみんなが支え合うことで良いパフォーマンスができる。そのためにみんな一緒になって頑張る。他人とのコミュニケーションが苦手で友達がいなかった子も、ダンスという共通言語があれば友だちを作ることができる。本当に信頼できる仲間が得られます。それまで孤立して疎外感を抱えて生きてきた女の子も居場所を見つけることができるのです。

女の子たちの居場所作りをご支援お願いします

大人たちが考えている以上に、ダンスという居場所は、女の子たちに大きな力を与えてくれます。現在、ガールパワーではワークショップというカタチでダンス・スクールを開催していますが、これをレギュラー化したいと考えています。現在は、レンタル・スタジオを借りて開催していますが、毎日でも来れて練習できる、仲間にも会える、そんな常設の練習場も開設したいと考えています。このプロジェクトは、ふるさと納税によって支援することができます。ぜひご支援をお願いします。

ふるさと納税による支援の方法

下記ボタン(ふるさとチョイス)をクリックし、ふるさとチョイスのページから「ガールパワー指定で佐賀県にふるさと納税」をお願いします。(ガールパワー指定にしない場合、通常の佐賀県への寄付となり、このダンス・プロジェクトへの支援とはなりませんのでご注意ください)

ふるさとチョイス

 

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