少女たちの未来を切り拓くダンスという第三の居場所

女の子とのキャリア教育としてのダンス

子どもの教育にとって最も重要なことは、その子の特性や志向にあった未来の描き方を指し示すことだと思います。家庭にせよ学校にせよ第さんの居場所にせよ、その役割は変わりません。ガールパワーは「孤立した少女たちのための第3の居場所作り」としてのダンス・プロジェクトに取り組んでいますが、それはダンスというものに、幅広いキャリア・パスがあると考えられるからです。

歌やダンスを学び上手くなることで、そして

仲間と一緒にステージを創り上げることに喜びや楽しさを感じことを経験すればどんな未来が描けるか? もちろん、アイドルやダンサー、歌手になるという道がありますが、それだけではありません。イベント会社や映像制作会社に就職するという道もあります。職種も、企画・演出・照明・音響・映像編集など多種多彩です。女子アナを目指すという道もあります。近年はアイドル経験のある女子アナが増えていますし、女子アナでなくても、総合職としての就職にも有利になるかもしれません。

またダンスは表情管理も重要な要素ですから、このスキルは一般的な就職面接でも圧倒的に有利になります。一般企業でもカフェでもショップでもなんでもそうですが、最終的な決定は面接ですから、魅力的な笑顔を作れる女の子は圧倒的に有利になります。また、高校生や大学生の新卒採用の場合、大人慣れしている生徒・学生は面接でも強いですが、中高生の頃からステージ活動を行うことで、スタッフと一緒に作業をしていくことで大人との接し方を学べます。近年はカフェやショップのスタッフ採用においてSNSのフォロワー数が問われるケースも増えていますが、歌やダンスがうまければTikTokやYouTubeのフォロワーも増えます。

歌とダンスを学べば学力も伸びる

歌とダンスを学べば学力も伸びます。進学塾に行っていた方ならわかりますが、全ての教科の基礎は国語です。歌やダンスの実力も最終的には表現力となりますが、表現力とは歌(歌詞)や曲の解釈力が必須となります。解釈力がつけば、少なくとも国語と英語の力は伸びます。

また、歌を練習するということは英語の正しい発音方法を学ぶということでもあります。K-POPでもJ-POPでも英語の歌詞は多いですし、英語のダンス曲も多い。英語が正しく発音できないと、英語の歌(歌詞)は歌えません。(カタカナ英語だと音節が変わるので音と合わなくなります)

フォニックスからきちんと学ぶことで英語の発音は正しくなりますが、発音がよくなれば英語が好きになりますし、ヒアリングの力も付きます。近年は大学入試でもヒアリングが重要視されていますから、これも有利です。

歌詞を覚えることで日本語や英語の語彙力が付きますから、これも国語、英語の実力を伸ばします。この力は、どんな職業に就いても有利に働きますし、SNSでもフォロワー数が伸ばせます。例え写真が主体のインスタグラムでも、決めてはやはりテキストだと、とあるインフルエンサーも指摘しています。Twitterならなおさらですね。

他のダンス・スクールにはない独自の総合的なメソッド

ガールパワーと一般のダンス・スクールでは、その目的が違います。ガールパワーは、孤立して閉じこもっていたり、自分に自信が持てなくて将来に希望を持てないような女の子をエンパワーメントすることが使命です。そのため、通常のダンス・スクール、ボーカル・スクールにはないレッスンも行います。講師も、歌やダンスのトレーナーだけではなく、フォニックスを正しく教えられる英語教師や東大進学塾レベルの講師よる指導、さらには生化学に精通した栄養学の専門家やサブ・カルチャーに詳しい社会学者、一流の広告クリエーターなど多彩な講師による特別授業なども行います。歌やダンスだけでなく、中高生としての総合的な学力を伸ばす。それがガールパワーが提供する第三の居場所です。

関連記事