コロナ禍におけるママと子どもたちへの支援活動
2年に及ぶ新型コロナの感染拡大はまだまだ収束の兆しが見えませんが(2020年2月現在)、コロナ化の中で、ガールパワーも女性や子どもたちを守るための活動を行ってきました。
病院や保育所、母子家庭へのマスク提供
2020年2月から4月にかけては、たいへんなマスク不足が起きました。大学病院でさえマスクが不足していて、一枚のマスクを一週間くらい使用するという状態でした。同時に3月にはトイレットペーパーやティッシュ・ペーパーの品不足も起きました。
この時、多くの人がトイレットペーパーやマスクを求めて、朝からドラッグストアやスーパーに並びましたが、ワンオペ育児を強いられているシングルマザーは、店頭に並んだり、幾つもの店を買い回ることができず、普通の生活もままならない状況に追い詰まられていました。ガールパワーはそのような母子家庭に対して、医療用サージカル・マスク、トイレットペーパーなどを配布しました。
同時に全国の病院、保育所、学童などにもマスクを提供。母子家庭分と合わせて約15万枚の医療用サージカル・マスクを提供しました。また、母子家庭と保育所、学童に対しては子ども用のサージカル品質のマスクも提供。サージカル・マスクはその名の通り医療用ですから、本来、子ども用のものはありません。しかし、各国の医大や研究所での研究から、サージカル・マスクの感染予防効果はわかっていましたから、どうにかしてサージカル品質のマスクを子どもたちに届けたいと考えました。そこで見つけたのが中国のマスク工場で生産された、サージカル・マスクをサイズダウンしたマスクです。大きさは子ども用ですが、米国FDAの基準も満たしたれっきとした医療用。ガールパワーはこの小型マスクを輸入し、前述の母子家庭や各施設に提供しました。
感染予防対策の啓発
コロナ禍が始まった当初は感染症を予防する方法に関しても、知識が十分に行き渡ってない状態でした。そこで、感染予防の方法をコンパクトにまとめたパンフレットを作成。全国の保育園や母子家庭に配布しました。